音楽家 BUN Imaiが気まぐれに更新するウェブサイト

オリジナルアルバム制作記①

これまでのあらすじ…

2021年初夏、アルバム制作の構想(妄想)を周囲に漏らし始める。パーカッションの師である萱谷亮一さんやmama!milkの生駒祐子さん、清水恒輔さんらに背中を押され近年中の完成を目指して制作に着手することを決意

夏、過去にライブで披露していた曲やストック曲のアレンジを進めていくうちに、ここ数年眠っていた創作意欲・発表意欲に火がつく

同時期、制作はこだわればこだわる程予算が膨らんでいくという事実に気づき若干尻込みする。家を建てる際予算の都合で妥協せざるを得ない人の心境に思いを重ねる

秋、京都文化博物館で行ったmama!milkとのコンサートでの楽器の鳴り、空間の響きがとても心地よく、「やるならコンサートホールで一発録りだ!」との思いが強まる。これを機にアルバムの方向性が具体的に見えてくる

年末年始、どういうわけか創作の筆が進む。寝食以外の時間はほぼ作曲に没頭する

2022年正月明け、意を決してホールを予約。予算・設備・スケジュールなどもろもろの観点から三鷹芸術文化センター 風のホールに決定。実績も無く市民でも無い個人に貸してもらえるのかとドキドキしたが、施設スタッフさんの丁寧かつ親切な対応に胸を打たれる

妄想から現実へとシフトする歯車が回り始めた感覚にやや興奮しながら、ここまできたらやるしかない!と腹を決める。まずはお願いしたいミュージシャンへの依頼。皆さんお忙しい方ばかりなのでスケジュールが空いているか、そもそも自主企画を受けてもらえるのか…緊張したが皆さんその日のうちに快諾のお返事を頂きすでにこの時点で感無量

そして録音において重要な存在となるレコーディングエンジニアへの依頼。再びmama!milkに助言を仰ぎ、これまでに何度かご一緒しているイトウ音楽社の伊藤豊さんを通して、浜田純伸さんをご紹介頂く。浜田さんとはmama!milkのアルバム「Charade」でご一緒させて頂いた。楽器×奏者×ホールの響きがどんな音で録れるのか、今からワクワクしている

映像はヤマワキタカミツさんに依頼。過去にダンサー森下真樹さんの現場などでご一緒させて頂いた。企画を面白がって下さりありがたい限り。伊藤さんとも旧知の仲と判明しこれまた心強い

春、アルバム制作について当ブログとTwitterで告知。周囲にもぽつぽつと告知を始め、その度激励のお言葉を頂き胸が高鳴る ←いまここ

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というわけで、自分の思考整理も兼ねてここにアルバム制作記録を不定期に更新していきたいと思います。

今年中の完成を目指して!!!

最近は編集や共有の利便性からもっぱら楽譜アプリに頼っているが、手書きでしか表せない(表しようがない)ニュアンスはある

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